
チャートパターンを勉強するようになってからトレードが上達している実感があるよ!今日も株でもFXでも使えるチャートパターンを教えてほしいな!



今日は鉄板のチャートパターンである「フラッグ」を解説するよ!簡単に使えるテクニカル分析なので初心者トレーダーでも安心してください!


数あるチャートパターンの中で最も有名なパターンのひとつであるフラッグ。
フラッグ自体は知っているけど、だましに巻き込まれてなかなかうまくいかない経験をしていませんか?
チャートパターンは知っているだけでは勝てません!
なぜそのようなチャートパターンが出来上がるのか本質を理解する必要があります。
今回は「フラッグ」ができる理由を心理的に解説します。この記事を読めば、フラッグの本質的価値が理解できるでしょう。フラッグはFXでも株でも使える分析法なので学んでおいて損はありません。
勝率7割の移動平均線(EMA)と組み合わせてフラッグを使いこなせばもう無敵!?
ぜひ最後まで読んでみてください!



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上昇フラッグで利益を出した実例(フラッグとは何か)


フラッグとは?



まずは「フラッグ」とは何かを簡単に解説します。
フラッグとは文字のごとく「旗」を意味します。
トレンド形成時に起こる価格変動が「旗」のように見えることからフラッグと呼ばれています。
フラッグは トレンドの調整局面で起こりやすく その後の価格変動に大きく影響を与えるチャートパターンです。
フラッグは長期足になればなるほど精度が上がりやすいため、デイトレーダーであれば4時間足や日足でフラッグの出現を観測したらチャンスが訪れているのだと認識して良いでしょう。


ペナントとの違い



チャートパターンを勉強している人であれば「ペナント」というパターンを聞いたことがある人もいるでしょう。同じ旗のようなチャートパターンであるため、区別をしっかりと付けましょう!
フラッグとペナントの違い
フラッグとペナントの大きな違いは 高値(または安値)の更新があるかないか です。
フラッグは高値(または安値)の更新がある値動きを形成します。対して、ペナントは高値(または安値)の更新がなく、価格変動が小さくなっていくパターンを指します。
フラッグとペナントの違い




フラッグを用いた取引例





実際にフラッグを使ったトレードを見ることでより実感が湧いてくるでしょう!



今回は、私が実際にドル円のデイトレードで使ったフラッグを見ていきましょう。
今回利用した通貨ペアとトレードスタイル
- ドル円
- 30分足。
- デイトレード
実際のチャート





このチャートにチャートパターンを描いていきます。
フラッグを描いてエントリーポイントを探る


トレードルールに基づいて取引を行う


エントリーポイントを絞ってトレードルール通りに取引。
フラッグを用いたことで 大きな利益を獲得!
フラッグはFX初心者でも簡単に使えるので習得して損はありません。



フラッグは高確率で勝てるチャートパターンなので本当におすすめだよ!
フラッグ出現でチャートが動く本質的理由(相場心理学)





そもそもなんでチャートパターンは機能するんだろう?
実は意味のない分析方法だったりしない?
もちろん、ただチャートにお絵かきをしただけではチャートパターンは機能しません。
チャートパターンの本質を理解するためには 相場心理の基本を理解する必要がある のです。
今回はフラッグが形成される心理的な理由を解説していきます。
相場心理を学習するための基礎となるので、テクニカル分析を極めたい人はしっかりと抑えましょう。
【本質】大衆心理が一致したときに相場は動く





そもそもなぜトレンドは形成されるのでしょうか。
一方向の値動きが生じるときはみんなが同じポジションを持っているのでしょうか?
相場が大きく動く原因は 大衆心理の一致 です。
新規の建玉にしても損切りの注文でも、大多数のトレーダーの方向性が定まると相場は大きく動きます。
相場が動くとき① エントリーの一致



1つ目の相場が動く要因はエントリーの方向性の一致です。


株やFXでトレードは売りか買いのエントリー方向しかありません。
そのような状況で同じ方向のポジション取りが行われると相場は大きく動きます。
同じ方向性のポジション取りが行われる要因は様々です。
(要因の一例)



ファンダメンタルズ要因は誰でも意識することが可能です。
FOMCや雇用統計、消費者物価指数の発表などがそれに当たります!
\勝てる人はみんなファンダメンタルズの勉強をしている/



ファンダメンタルズの勉強は面倒ですが、ファンダを学べば確実にトレードは上達します。まずはこの基本的な経済指標を学習しましょう!


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相場が動くとき② 損切りの一致



2つ目の要因は「損切りの一致」です。


大多数の損切りが連鎖的に起こるときに相場は大きく動きます。
特に、日足の重要ラインを抜けたときなど、大多数のテクニカル分析が一致している場面で起こります。
大衆の考えが否定された瞬間に連鎖的損切りが起こるので、そのような場面では注意が必要です。
また、ファンダメンタルズが伴った連鎖的損切りは強力なので、定期的なファンダ分析は欠かせません。



ジリ上げ、ジリ下げなどが典型的な連鎖的損切りの例だね。
相場が動くとき③ 「①と②」が同時に起こるとき



一番強烈な値動きになるのが①と②が同時に起こるときです。
この場面で逆張りをしてしまうと破滅します…


「新規のポジション取り」と「連鎖的損切り」が同時に起こると強烈な一方向への値動きが起こります。
(例)
雇用統計など多くのトレーダーが注目する場面で サプライズが起きたとき にこの現象が起きます。
→ プロトレーダーのファンダメンタルズを見越した「新規の買い + 大衆の損切り」が発生



数日間一方向へのトレンドが続くなど特徴的な相場になります。
このような場面で逆張りをすると一瞬で資金が溶けます…



昔、ドル円が1日で2円動くなんてことありましたね。
どれだけのトレーダーが損失を被ったことか…
【まとめ】
本質的にとらえると相場が大きく動く瞬間は以下の条件が当てはまる
① エントリーが一致するとき
② 損切りが一致するとき
③ エントリーと損切りが一致するとき
【相場心理】フラッグの出現と大衆心理





この記事の最重要部になります。
フラッグの出現と相場が動くタイミングを簡単に解説します。
フラッグの出現とトレンドの発生を論理的に考える
なぜフラッグが稼ぎやすいチャートパターンなのかというと、先述したチャートが動く条件をすべて満たしているからです。
フラッグの発生からトレンドの形成までの手順を段階的に説明すると、
① 様子見ムード
② トレンドの初動が試される
③ トレンドの発生(新規のポジションと損切りが同時に発生)
この3点が段階的に起こることによってトレンドが発生します。



イラストを用いてフラッグからトレンドが発生する段階を勉強していきましょう。
様子見ムード(チャートの収縮)


まずチャート上で起こるのがチャートの収縮です。
チャートが収縮している状態では、相場参加者は積極的なトレードは行わず、様子見状態が続きます。
この時点では相場のエネルギーはほとんどありません。やる気なしです。



方向感のない相場はトレードする価値なし…zzz
初動の発生と試行錯誤


方向感のないチャートがようやく動き出した模様。
ファンダメンタルズが伴ったブレイクであれば幸先よし!
この段階で気をつけたいことは「ダマシの発生」です。
後ほど解説しますが、初心者トレーダーほどダマシに振り回されがちなので気をつけましょう。



この時点でエントリーするか、エントリーを考え始めるべきでしょう。
トレンドの発生(新規と損切りの発生)


フラッグが完全に完成しました。
この段階でポジションを持てていなければ今回のトレードは諦めたほうが良いかもしれません。
この段階で相場は、
①ポジションを持っていない人の新規の買い
②売りポジションを持っていた人の損切り
この2つのエネルギーが相場を支配しています。
今回の場合、上方向へのエネルギーが相場全体を包んでいます。
このあとは、オーダーやオプション、ファンダメンタルズやテクニカルポイントにもよりますが、大きなトレンドになることもあれば、数時間のトレンドで終わることもあります。チャートとにらめっこが続きます。



フラッグを用いたトレードは、
「初動でエントリー判断、トレンド発生で利確場所を判断」が基本です。
なぜフラッグでダマシに合うのか





トレンドの初動でどうやってダマシかどうかを見分けるんですか?



「経験」と言いたいところですが、ある程度法則もあるので解説します。
森(ファンダメンタルズ)を見なければ勝てない
チャート分析する上で大切なことは ファンダメンタルズを意識すること です。
もはやこれがすべてといっても過言ではありません。
「環境認識」ということもありますが、トレードする前に必ず長期足のトレンドを確認しておきましょう。
すけまる流トレードは「長期足に逆張りしないこと」です。
長期足に逆張りしなければ、必然的にファンダメンタルズに順張りすることができます。



ファンダメンタルズに逆張りしないことを意識するだけで、見違えるほど損失がへりますよ!



FX歴6年のトレーダーの根本的な考えは、ファンダメンタルズに順張りです。



ファンダメンタルズを学ぶのにオススメの無料教材を紹介してるよ!
- ファンダメンタルズに逆張りしないこと
- 長期足のトレンドに逆張りしないこと
- トレードする前に必ず大きい波を意識すること





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自分でトレードを難しくしている


トレードの頻度は適切ですか?
ポジポジ病もダマシに合う要因のひとつです。
普段ならトレードしない場面でも、無理やりテクニカル分析に当てはめてトレードしていては成績は上がりません。
トレードを難しくしているのはあなた自身の行いかもしれません。
自信をもって勝てるところだけやればいいのです。
自信をもってフラッグといえる場面だけトレードすれば成績は高確率で好転するはずです。



ポジポジ病はほんとうに負の病ですよね。
機会損失を恐れているようではプロトレーダーの道は拓けません!



なんだかんだでトレード回数を減らしたほうが利益が出るんですよね。
心理的負担も軽くなるので試してみて。
チャートパターンを取り入れてトレードの勝率をあげよう





今回紹介してたフラッグはチャートパターンの中でメジャーなパターンです。
まずは、広く知られているパターンを自分のものにしましょう。
チャートパターンを使う上で大切なこと



FX歴6年のトレーダーの根本的な考えは、ファンダメンタルズに順張りです。
- ファンダメンタルズに逆張りしないこと
- 長期足のトレンドに逆張りしないこと
- トレードする前に必ず大きい波を意識すること


ファンダメンタルズに順張りは基本中の基本です。
フラッグが出現したから必ず勝てるというわけではありません。
チャートパターンを研究する時は、環境認識を行いトレード後になぜ勝ったのか(あるいは負けたのか)を考える必要があります。日々のトレード経験の蓄積が大きな成功へと繋がっていきます。
まずはこの記事をきっかけにチャートパターンに興味を持っていただけたら幸いです。
プラスアルファで抑えたいトレード術



EMA手法とフラッグを組み合わせて使うと勝率がグッと上昇するよ!



EMAとは移動平均線のことです。
ボリンジャーバンドと同じくらい有名なインジケーターです。
EMA手法によるトレンド把握とフラッグを組み合わせることで勝率7割超えの最強のチャートパターンが完成?
もし余裕があればこちらの記事もチェックしてね!
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