
今週は最近まれに見る円高の週だったね!



ドル高を念頭に入れながら取引していたからけっこう損を出しちゃったよ…



今週は難しい週でしたね!
それでは今週の振り返りを簡単にしていきましょう!
この記事でわかること
✓ 先週のファンダメンタルズ分析
✓ ドル円・ユーロドルのチャート分析
✓ すけまるの来週のトレード戦略
忙しい人向け!今週のポイントを簡単に解説
まずは先週必ず抑えておきたいポイントと来週のトレード計画を簡単に解説します。



時間がない方はここだけでも見ていってね〜!
先週のポイントは 急激な円高が起こった ということです。
月末フローやFOMCの発表による一過性のものかどうかを判断する必要があります。
ドル円も6月中旬以来の133円台に突入し、この一週間で4円の下落が起こりました。
抑えておきたい今週のポイント
急激な円高が起きてドル円急降下!
長期的なファンダメンタルズと短期的なチャートの動きに矛盾が生じた難しいフェーズに



長期的にはドル高だけど短期的な円高が起きているから、油断をすると大きな損失を被る可能性があるってことだね。



ポジション調整やロット管理が重要な週になりそうだね。
先週のファンダメンタルズ分析
アメリカ株
先週のアメリカ株は絶好調でリスクオンのムードが漂っています。
S&P500の週足も大きな陽線になっていてアメリカ株の強さがうかがえます。
FOMCにおける0.75%利上げの影響がアメリカ株に下落の圧力をもたらすかどうかに着目です。
一気にリスクオン?
先週大きく上昇したアメリカ株
利上げ発表をしたのにも関わらず株価が上昇している違和感あり
S&P500のチャート分析





経済の過熱感を収めるために利上げをするのに、株価が上昇している違和感を常に持ってトレードしたほうが良いでしょう。



行っていることと現実の結果に大きな差異が生じているということだね。
アメリカ長期金利
先週からアメリカ国債はじりじり買われています。
つまり 国債市場と株式市場に考え方の違いが生じている ということです。
株式市場はリスクオン、債券市場はややリスクオフの動きになっています。
債券利回りは5月初旬の推移まで低下
株式市場と債券市場の考え方にすれ違いあり
債券市場ではリスクオフの流れがじわじわと生まれ始めている



なんか色々とこんがらがってきたな…



簡単に言えば
今の相場は 様々な市場の思惑が交差している ということ!
アメリカ長期金利のチャート分析


日本株・長期金利
日経平均株価の週足はぎりぎり2週連続陽線で終えています。
アメリカ株ほどではありませんが、日本株も高水準な価格を維持しています。
テクニカル的にも面白いポイントを超えてきたので来週以降の値動きにも注目です。
じりじり値を上げてきている日経平均株価
チャート的にもファンダ的にも高水準で推移している日経
手頃な価格の個別株を買うにはチャンスかも?



高配当の個別株を仕込むには丁度いい時期かも知れません。
高配当株投資をしている人は来週の値動きにも注目です!
日経平均株価のチャート分析


一方で日本の10年国債の利回り推移は安定して低水準です。
日本の利上げはまだまだ先のようです。
ドル円が下落した要因は 月末の調整が入った という解釈が一番しっくりくるでしょう。
通貨強弱
1周間単位でみるとドルとユーロが同程度に弱く、円が一番強くなっています。
月単位で見てみるとユーロが独歩安の展開です。
円の猛反発がいつまで続くのか注目です!
ユーロ独歩安の展開に
ユーロがいづれにしても弱い!
欧州圏の経済的不安が顕在中
先月まで最弱だった円が一番強い展開がいつまで続くのか注目







円を売っていれば儲かる展開はとっくに終わっているから気をつけよう!



利上げが見込めない円を進んで買いたくないけど、それ以上にドルやユーロが弱くなっていると買うものがないね…
来週のトレード戦略
ドル円
ドル円のポイントは 行き過ぎた円安がどこまで調整されるか です。
ドル円の日足を見る限り、テクニカル的にどこまで落ちるかどうかの予想が付きません。
つまり 明確なドル高のサインが出るまでトレードしない方が賢明 ということになります。
短期的な利ザヤを狙うのならボラティリティの高い今はチャンスでしょう。
しかし、安定した収益を目指ざすトレーダーは市場の思惑が混沌としている今はトレードを控えるべきです。
ドル円のチャート分析





先週は逆張りをしすぎて損失を大きく出してしまったから、ポジション管理をいまいちど見直さないとなァ…



短期と長期の相場の思惑が一致するまで待つのが得策かもね。
ユーロドル
通貨強弱でも見た通り 現在ユーロとドルが弱い相場 になっていまます。
長期的に見れば ユーロが過度に売られている相場 なのでユーロを積極的に買いたい場面でもありません。
ユーロドルはレンジ状態に入ってしまったので、来週は様子見の展開が続くでしょう。
リスクオンの影響で ユーロが買われる場面があればユーロドルの売りを仕込むことを検討します。
ユーロドルのチャート分析





市場の混沌とした様子が落ち着くまで様子見かな〜
長期と短期で投資家の思惑に違いが…
アメリカ株が買われ、国債も買われているにも関わらずドル円が下落する謎な相場に突入!
ポジション管理やロット管理を正確に行っていきましょう。
来週も皆さんに爆益あれ!
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